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なかむら9条の会

平和が好き! 憲法9条が好き!

『はた九条の会・記念講演』の報告

 

 ①『はた九条の会・記念講演』の報告

10月4日、台風接近の心配もありましたが、幸いにもこの日は晴天でした。

出足悪く、開会10分前には、まだ半分くらいの席が空いていました。

『おかしいなあ、こんなはずはないのだが~?』と心配していましたが、直前から聴衆が殺到し、受付は大混雑、たちまち席が足りなくなり、慌てて隣室の椅子を全て借りて、いす席を大増設…の嬉しい悲鳴でした。

 

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 今回の参加者は、記名していただいた方だけですが、169名…目標に1名足りなかったのが残念!…でも記名しないで入ってる方が何人か確実にいます。それを入れると、一応目標達成と言っていいのではないでしょうか。(笑)

講師が、地元出身の現職の高知新聞編集局長と言うことで、今回初めて顔を見る方たちも結構多かったように思います。

 

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 『いま、新聞人として思うこと』と題して、集団的自衛権憲法、沖縄について語る

                                               高知新聞編集局長  中平雅彦さん

 

私は、書いたり編集したりと言うのは得意だが、話すのは下手なんです…と言う中平さんの語りは、朴訥としているが、さすがに新聞人です。

難解な話を易しい語り口で約1時間半聞かせてくれました。

集団的自衛権についての分かりやすい例えとして、佐高信さんが山口組顧問弁護士の話として紹介していたそうですが、『集団的自衛権ってのは、要するに、他の組のカチコミ(殴りこみ)に、横からいきなりカチコミをかけるようなことで、そんなこと、ヤクザでもやらないことだ』と実に分りやすい話から始まりました。

本来、戦前までは『集団的自衛権』という概念は存在しなかったものであり、戦後の冷戦構造の中で、この概念は生まれてきた。つまり大国が国連の『武力の不行使原則』と『集団安全保障原則』(国連の集団安全保障と集団的自衛権とは、全く別物)に縛られてしまうと、大国の覇権が制限されるため、産出されたものが集団的自衛権…なのです。従って戦後14の集団的自衛権行使の事例が数えられるが、すべて大国によるものである。

今年の7月1日、安倍内閣は集団的自衛権容認の閣議決定を行いましたが、たった18人の閣僚だけで、国の根幹に関わる重要な問題を、勝手にきめてしまっていいのだろうか?

これはまさしく、憲法の否定であり、立憲主義の否定である。これは改憲では無くて壊憲ではなかろうか。

従来の自民党政権は、一貫して『九条がある限り、戦争はできない』という判断であった。1946年当時、吉田首相は国会で、『自衛のための戦争もしない』と答弁していた。

 特定秘密保護法も12月10日には施行日がやってきます。

何が秘密なのかも明らかでない、この法律も、集団的自衛権の容認も後ろにアメリカがいます。アメリカの戦争に、日本はただの一度もノーと言ったことはありません。日本はアメリカの言いなりです。自衛隊は米軍の友軍にもなれない。せいぜい下請け部隊くらいではないでしょうか。でも、下請け部隊だったらお金をもらえるけど、日本の場合はお金も思いやり…ですからねえ。

戦争と情報統制は一体のものです。 『きな臭いにおい』『物言えぬ社会』…その気配を感じたら要注意です。

また、沖縄問題は日本の民主主義を測るバロメーターです。

我々は、沖縄を通して日本の民主主義の不条理を突きつけられています。沖縄や福島の問題は、けっして単に沖縄・福島の問題ではないのです。我々の問題だと言うことをしっかりと理解していただきたい。

最近、『新聞の二極化』が言われています。

しかし、東京新聞の調査では、39対3で圧倒的に集団的自衛権に反対する新聞が多かったそうです。

高知新聞は、上から目線ではなく、しっかりと住民と寄り添った報道を続けていきたい。『私たちは、二度と戦争のためにペンは取りません!』…最後の中平編集局長の言葉に勇気を頂きました。高新、頑張れっ!(文責nakamura9)

 

 なお、この講演の後、 『なかむら九条の会 再建総会』が行われましたが、長くなりますので、また、明日の報告といたします。

 

 

 

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