なかむら9条の会

平和が好き! 憲法9条が好き!

伊東真さん憲法講演会の感想…その2

第3項   日本国憲法の構造

この国の憲法の全体の構造が、どんな形であるのか?皆さんは知っていましたか?

簡単な全体の構造を知ることは、憲法を知る上で、結構大切なことなんだ…ということを私(nakamura9)は、今回の憲法講演会で再認識いたしました。以下に記しましょう。

*前文

*第1章   天皇(1条~8条)

*第2章   戦争の放棄(9条)

*第3章   国民の権利及び義務(10条~40条)

*第4章   国会(41条~64条)・・・   3権分立の1  立法

*第5章   内閣(65条~75条)・・・   3権分立の2  行政

*第6章   司法(76条~82条) ・・・  3権分立の3  司法

*第7章   財政(83条~91条)

*第8章   地方自治(92条~95条)

*第9章   憲法改正(96条)

*第10章   最高法規(97条~99条)

*第11章   補則(100条~103条)

…なるほど、こういう構成になっていたのか…改めて実感しました。

各条ごとに微に入り細に入り報告できないことに、もどかしさを感じますが、みなさん自分で、ぜひとも各条文を読んでいただきたい。

この構成の中で、世界の憲法と比べて、極めて稀と言えるのは、憲法9条2項と第8章   地方自治…の存在だそうです。

中央政府都道府県そして市町村の関係は

戦前は…天皇が主権者…知事は中央が任命…上下の関係

現在は…国民が主権者…首長は国民が選ぶ…横並びの関係

現在では、沖縄に見られるように、中央政府の施策に地方が反対することは、当然の権利として、憲法で保障されているのです。

 

第4項   日本国憲法の理念と基本原理

憲法の理念は、全ての人々が個人として尊重されるために、最高法規としての憲法が、国家権力を制限し、人権保障を図ると言う…立憲主義の理念を基盤としている。

憲法の基本原理は立憲主義に立脚し、国民主権基本的人権の尊重恒久平和主義(3原則)を基本原理としている。

 

憲法はなぜ必要か?

…  多数意見が常に正しいとは限らない 。

⇒  多数意見にも歯止めが必要。多数意見でも奪えない権利・価値(少数者の人権や平 

     和など)があるはず。    ⇒   それを守るのが憲法

 

立憲主義とは? 

…権力行使に憲法で歯止めをかける…という考え方を立憲主義といいます。

…元々、国王の横暴に歯止めをかけるために生まれた考え方。

…民主主義社会においては、多数派による民意を反映した権力行使にも歯止めをかけ  る…という意味も持つ。

…民主主義がアクセルなら     立憲主義はブレーキに当たる。両立が大切。

 

・・・伊東さんの講演に、私(nakamura9)も、『なるほど、なるほど』と引き込まれていきました。

特に、《目からウロコ》の話は憲法と法律』の関係についてでした。

憲法は、主権者たる国民が国家を縛るために存在するものであり、法律は逆に国家が国民に制限をかけるものである…という話でした。

思わず、『ええっ!』と声を上げましたが、しかし、なるほど…言われてみるとその通りですね。私も憲法を守る義務は政治家や公務員にはあるが、国民に憲法を守る義務はない…そのことは知っていましたが、憲法と法律の関係については、本当に目からウロコ…でした。

憲法は最高法規ではあるが法律では無い…のだそうです。私は、この話を聞くまでは、『憲法は法律の親分』と思っていましたから。

 

次回に続きます…

 

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