なかむら9条の会

平和が好き! 憲法9条が好き!

なかむら九条の会「マッサン」の街頭での訴え

今年の夏以来、《戦争法廃止》を求める街頭での運動も、月1回くらいになってきました。なかむら九条の会としては、この機会に独自の活動強化をと、心では思いつつも、会の中心メンバーが、高齢化により、若干パワーに陰りが見えてきたのが心配の種です。そんな中で、今回は、先日の街頭演説でマイクを握った通称「マッサン」の演説内容を紹介しましょう。(文責  nakamura9)

 

市民の皆さん、ご通行中の皆さん。私たちは「戦争法を許さない幡多の会」です。憲法違反の法律「安保関連法」、通称戦争法の廃止について、しばらくの間、訴えをさせていただきます。ご協力のほどよろしくお願いいたします。

みなさん、最近の一番大きな衝撃は、アメリカ大統領選でのトランプ氏の当選でしょうか。   わが国だけでなく、その衝撃は世界に広がっています。これからは今まで以上にアメリカ中心の政策が進められるのではないでしょか。

アメリカだけではありません。イギリスでもフランスでもドイツでも国益を求めるナショナリズムと政治の右傾化が進展しています。なんだか世界が過去の世界大戦勃発の時の様相に似てきています。

日本でも昨年9月に強行採決された《戦争法》が、いよいよ動き始めました。アベ内閣は15日、南スーダンPKOに派兵している自衛隊に「駆け付け警護」「宿営地共同防護」という新任務を与える閣議決定を行いました。派遣される第11次隊の中心、陸上自衛隊第9師団がある青森では、《いよいよ自衛隊が人を殺し、殺される事態になるのか》と今隊員と家族の悲痛な声が上がっています。    

みなさん、アベ内閣になって、私たち庶民の暮らしが以前よりも楽になったでしょうか? アベ内閣は、口先だけは調子のよい言葉を並べていますが、景気は悪くなるばかりです。景気がいいのは政府の保護と減税の恩恵にあずかっている大企業と大金持ちばかりです。

若者の働く場所は厳しくなり、非正規雇用ブラック企業が増え、賃金は切り下げられ、結婚して家庭を維持することもできなません。また、厳しい仕事に耐え切れず、若者の痛ましい自殺が増え続けています。

若者だけではありません。高齢者も社会の邪魔者扱いされ、年金も社会保障も削られるばかり、そして保険料や介護料は引き上げられ、高い保険料を払っても、施設に入れない。介護は切り捨て、それぞれの家庭の責任で、老人の面倒を見ろ…と個人責任の国による押し付けが進められています。

そんな苦しい生活の中で、何とか結婚し子供が生まれても、保育所がない、あるいは子供の医療費が高い、教育費が出せない…そんな悲惨な事態が今、社会の中で進行しています。

ひどいのは庶民の暮らしだけではありません。何よりも大切な国のルールを定めた憲法が、破壊され続けています。戦後70年、日本国民に親しまれてきた憲法、国民が主人公、自由と平和と個人的人権の尊重をうたった憲法が、今、憲法の番人であるべき…政府や裁判所や官僚たちによって破壊され続けています。

これ以上、憲法破壊を、国民の権利と暮らしの破壊を許してはならない事態を私たちは迎えています。

アベ内閣による、集団的自衛権容認の閣議決定がなされた2014年7月以来私たちは、街頭に立ち続け、アベ内閣の危険性を訴え、国民主権憲法を守ることの大切さを皆さんに訴え続けてきました。

皆さん今こそ立ち上がるべき時です。私たちと一緒に、街頭に立ってください。声をそろえて、この国を守る運動に、皆さん一人ひとりの家庭と生活と権利と憲法を守る運動に、どうかご一緒に参加してください。

今、この国に《市民運動》という、これまでになかった運動が広がりつつあります。 これまでに、各政党の運動や労働運動あるいは学生運動などの運動はありましたが、それは範囲の限定された運動でありました。市民の誰でもが参加できる運動ではありませんでした。

いま私たちが、行っている運動は、特定の政党や、特定の団体による運動ではありません。《戦争反対、平和を守ろう》その一点で団結し、様々な政党団体そして個人が参加しています。私たちの市民運動は、思想信条を問わない、誰でも参加できる運動であります。

まさに土佐から発祥した自由民権運動につながる運動です。土佐の自由民権の運動は日本の国に大きな衝撃を与えました。今再び、新しい運動の広がりを、この土佐から広げようではありませんか。

世の中をつくるのは、常に若者でなければならない…と私は思います。この国の今を守るため、未来を創るため、どうか若い人たちの力を貸して下さい。今こそ年寄りも若者も男も女も、すべてが手をつないで、声を合わせて、この国を平和で安全で住みやすい…そんな社会にするために、どうか皆さんのお力をお貸しください。ともに街頭に立とうではありませんか。

皆さんこの国の問題は山積しています。

戦争法にしてもTPPにしても、沖縄の基地問題にしても、あるいは政府がごり押しする原発の再稼働にしても、皆さん一番大切なことを私たちは忘れてはならないと思います。

すべてに優先する最も大切なこと…それは命であります。

国民の命こそすべてに優先する大切なことです。

国民の命にとって、それは役に立つのか、あるいは害になるのか…それが判断の基準にならなければなりません。経済よりも軍備よりも基地よりも原発よりも、皆さん国民の安全と命に代えられるものではないのではないでしょうか。 

この世で何よりも大切なものは、国民一人一人の安全と平和、命であります。

それを破壊するアベ内閣の退陣を求める、戦争法の廃止を求める、私たちの運動に、どうか皆さん、大きなご支援を、できれば一緒に街頭に立ち、声を上げて下さることをお願いいたしまして私の訴えを終わります。ご清聴ありがとうございました。

 

 

 

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